フランスでは「宿題」を出すことが禁じられている、その深すぎるワケ
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小学校高学年から高校までフランスの現地校で教育を受けました。塾なども存在せず学校でやったことを授業中に良く聞いて復習をやれば十分でした。小学校の時に日本で塾に通っていた事もありますが同じことを学校と塾でやったり、そのせいで遊べず夜遅くなったりと単純に非効率だと感じました。
記事にある平等化の背景は聞いた事があったもののこの記事でわかりやすく解説してあり、必ずしも不平等の解決にはならずとも改めて考えさせられました。
当時を思いだすと、授業中や帰りの道で分からないところを友達と相談して教え合ったりする空気感はテストで点数を取る以外の社会的なスキルも身につくと思いました。
また、先生が宿題は出してもやらなくてもいいというのは今思えば究極のバランスで宿題のデメリットを避けつつ、その科目が好きでやりたい子は伸びる環境を作っています。
因みにIB教育でも小学校では宿題を出さない学校が多いみたいです。日本は
「予習・授業・復習」
というのがパターン化してるから、「授業を受けたあとは、次の授業の予習と、その日受けた復習を家でする」というのが当たり前の考え方になってますよね。
それが「宿題」という形になっているのかと。
一概に宿題が悪いとは言わないけど、学ぶべきことは授業以外のこともむちゃくちゃ多いと思うので、学校がどこまでそれをわかっているのか、を知りたいです。
大体の先生は、社会経験なしに、学生→先生になるから、あんまそこまで考えてない人は多い気がする。
偏見です。すみません。Quote1;
1912年、初めて宿題が禁止されたのはオート=マルヌ県の学区だった。その理由は3つ。(1)子供の過労のリスクを回避するため、(2)学校外で勉強をする際の環境が一般的に悪いものであるため、(3)教師たちは宿題の添削よりも優先するべきことがあるため。
Quote2;
学校外という先生がいない場は、学習環境(道具や精神状態)が整っていなケースが多く見受けられるため、その教育的な意味が極めて限定的だというわけだ。
この法律によって、家ではなく、学校の時間内で筆記の勉強をすることの大切さが強調された。
Quote3;
「だんだんと学校という場が、情報収集する場と化してしまい、実践や考えることに関しては学校外で行うことが求められている。それが不平等をさらに広げている」