【ムーギー・キム】「受信力」を劇的に高める3大ポイント
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注目のコメント
「日本ほど、専門家でもなんでもない人物が専門家としてメディアに露出している国はありません。テレビのコメンテーターという商売も、日本にしか存在しません。」というコメントはズシンと響きます。
情報の質をスクリーニングできる目(ココロ)をもつことが大切ですね。情報収集や分析の仕方、情報源は何か、という質問は、私もセミナーや講演で受けることが多く、最近は定番のスライドとして用意しています。1つ、いつも言うことは、外国の状況を調べるには英語で検索してみましょう、ということです。ムーギーさんのお話しは頷きつつ、参考になる部分が多々ありました。
例えば、マレーシアについて調べるときに、英語と日本語で検索してみれば、その結果をみると一目瞭然。情報の量もさることなあがら質も違います。最近はマレーシア政局が動いているので政治情勢の記事がヒットしますが、日本語で検索すると普段はマレーシアと言えば移住や投資の話しばかりで、マレーシアの政治経済や社会問題に関する記事や論文はあまりヒットしません。日本語でも良質な情報を発信している方がいますが、検索上位対策などをしていないかったりするのでなかなか見つかりません。
ということが、他の国の情報にも言えます。企業について調べるにしても、例えば、インドネシアの「サリム財閥」と「Salim Group」で調べるのでは歴然の差です。グラブやゴジェックにしても同じだと思います。中国や韓国のように、現地語が非常に強い国であっても、英語で検索をしてみるべきで、往々にして英語の方が良質ともによい場合が多いです。
もちろん、一部に日本語で大変良質な情報を発信している方がいて、それは個人名で知っておき、ブログやメディアの連載、SNSをフォローしておけば済みます。
まず、大きな網にかけるような検索は英語ベースでやらないと、入り口の部分から間違えることになりかねません。日本語であたりを付けてから、というやり方が有効なこともありますが、だいたいは、その日本語の情報のなかで終わってしまうことが殆どです。3日間、ありがとうございました。
藤田さん、皆様、暖かい御声援ありがとうございました。