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拙著『ファイナンス思考』では、目先のPLにとらわれるのではなく、長期的な視点で会社の価値向上に向けて先行投資することの重要性を強調していることもあって、「ファインナンス思考は冬の時代にそぐわない考え方なんじゃないか」と捉えられる節もあるのではないかと思います。

一方で、キャッシュがより希少になる「冬の時代」だからこそ、外部からの資金調達、資金の創出、資産の最適配分、ステークホルダー・コミュニケーションといったファイナンス機能に関する感度はより重要になるはずです。

好況期・不況期、いずれの時期であろうと、経営者に求められる基本動作は本来変わらりませんが、「冬の時代」に突入すると、よりキャッシュへの感度が高まるという点を意識し、外部環境の変化を捉えておくべきなのでしょう。
夏感覚のままで厳冬期に突入すると、大きな思惑の違いを引き起こしかねません。
まさに、今の時代、ファイナンス思考がないと企業(とりわけスタートアップ)は経営できないと考えます。

PLの売り上げは、キャッシュが入ってこなくても計上されます。

また、利益に関しても、「どのように資産分配をした結果生まれたものか」PLではわかりません。

出資者や貸主が期待するリターンを得なければ、出資者に見放されます。
そのためには、本稿にあるようなコミュニケーションが欠かせません。

PLが時代遅れだとまでは言いませんが、(とりわけスタートアップでは)キャッシュの流れが明確な「キャッシュフロー計算書」が重視されます。
自分もファイナンス思考を読み、考えを多様にすることができました。
noteにもまとめているので良かったら見てほしいですね。

https://note.com/1708/n/n7d861adea112
経営者やビジネスリーダーは意識すべき内容。
どのような環境においても、ステークホルダー・コミュニケーションは重要ですが、先行きが不透明な局面においてはより一層誠実かつ丁寧なコミュニケーションが必要になると考えます。
冬の時代は『CASH is KING』。お尻に火がついてから動き出すのではなく、余裕のあるうちに動き出すこと。日々の資金繰りに経営者が気を取られるようになると組織もどんどん疲弊していくので。

『朝倉:冬になると、よりキャッシュの重要性が増します。だからこそ、既存事業から資金を創出できるかどうかが、会社ごとの差となって表れるのでしょう。』
Cash is King !です。資金繰りのリスクがあるスタートアップには何より重要な経営指標。