マンCのなぜ。「資本のグローバル化」がもたらした副作用
SportsPicks編集部
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注目のコメント
https://newspicks.com/news/4654759
第一回に続く、第二回(中編)です。
そもそもこの問題がどのように「再燃」したのか。
そして、今回の処分の「スポーツ」としての意義とは。
いろいろな意見がありますが、基準を作った上でフェアネスを求める姿勢について、学ぶべきところはあると思います。そもそも欧州のFFP制度は、準公共財でもあるプロスポーツクラブがオーナーのマネーゲームに使われる事で最悪破綻してしまうことを抑止する趣旨で設けられています。
自由競争とはその点で根本的に異なるということを理解する必要があると思います。表題、「なぜ”自分の金”で強化してはいけないのか」に対する回答は
「自分の金でブレークイーブンを超える出費(強化)をしてはいけない」なのでしょう。
理由は安定>自由だから。
継続的な利益が得られない、単独で持続不可能なクラブはオーナーの一存により経営が安定しないリスクが高い。
公共性が高いスポーツは、オーナーの裁量によるダイナミックな経営より安定を選ぶべし、と読めます。
ところで、スポーツを行う企業は他の私企業と比べ公共性が高いのでしょうか。
例えば、音楽や文学や新聞やインフラと比べ・・・そうである、ともそんな事ない、とも言えそうです。