【3分まとめ】セールスフォース最新決算から読む「SaaS戦略」

2020/2/28
今や当たり前となった、インターネットを通じてクラウドからサービスを提供する「SaaS(Software As A Service)」の先駆け、米セールスフォース・ドットコム
1999年の創業から20年以上が経ち、売上高は今や2兆円近くに達したが、いまだに急成長を続けている。
その一方で、利益率は低いのに、企業評価は高くスタートアップのような成長に特化した経営を続けている。
また、毎年のように大型買収を行い、法人向けのソフトウエア業界において隣接の分野に進出して、拡大を続けている。
経済ニュースを「数字」でつかみ、ビジネスパーソンの数字感覚を養う連載「The Numbers」は今回、セールスフォースが2月25日に発表した通期決算から、巨大なデジタル化需要を狙う同社の戦略を分析する。
INDEX
 ☑️売上高は「28.7%増加」
 ☑️データ企業を「1.7兆円」買収
 ☑️利益率が「超低い」理由
 ☑️赤字でも「時価総額17兆円」

売上高は「28.7%増加」