野党、森法相不信任決議を提出 棚橋衆院予算委員長の解任も
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注目のコメント
否決が確実な内閣不信任案を出す意味はあるのか、という議論は常にあります。パフォーマンスだけなら時間と労力の無駄ではないかと。これには一定の説得力がありますが、今回に限って言えば、検事長定年延長問題だけでも内閣不信任案を出すべきであり、出さない理由がありません。国会は立法府です。立法の趣旨、法律の射程距離を含めて厳密に解釈の範囲を示して法律を成立させます。それを内閣が後付けで解釈を変更しては法治国家とは言えません。安倍政権のこの国会の振る舞いは、大変問題です。
日本が法の支配及び法治国家を大事にするのか、人の支配及び人治国家を大事にするのか、という問題だと考えられる。
欧米的な価値観は前者、中国大陸的な価値観は後者である。
いま日本が向かっているのは前者から後者へ。
今回の不信任案はそれを戻す意味がある。
人治国家の世界ならこの問題は大したことはない。どうせ現政権が続けばいいなら特に。
法治国家の世界ならこの問題は法相更迭レベルの大問題。
結果のために法のあり方を曲げるのは法治国家とは言わない。それが良いかは別にしても。最近の野党は国民側に立って、よい仕事をされてる印象です。
検事長の一件は看過できないですよ。さすがに。
しかも安倍政権は何かと後ろ暗いことが多すぎますよね。