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タブーに切り込め!ここがおかしい「日本の保険」
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メールでもzoomでもなくチャットを使えという話。どうしてチャットが主たるツールにならないのか。第1に、わが国サラリーマンの習性として新しいITツールは英語のようにストレスがかかるコミュニケーション手段だからだ。ネイティブでない限り慣れの問題とも言えないからだ。10代で使いこなしてこなかったツールはそれ以降に習熟しても一抹の違和感が残る。

第2はメンバー全員が同じように使いこなせなければコミュニケーションが成立しないからだ。使えない人を切り捨てるのは日本人の苦手とするメンタリティである。組織のIT活用度は、それを最も苦手とする人が使える水準に定まってしまう。

第3は、そもそも効率化を気にする必要がない人が多いからだ。名ばかりを含め管理職は効率化しようがしまいが給料に違いはない。組合員なら時間外労働も大切な収入源だ。なにより現場は効率化よりむしろやりがい、ストレスフリーを望む。使い慣れないITがコミュニケーションの標準ツールになることは社内公用語が英語になるようなもの。それより多少時間がかかろうが旧式メールは使い方に一瞬でも悩むことがない。かえって効率的に感じる。対面はなおさら悩まない。証拠が文字に残らないのもよい。もっとも文字に残せることがチャットの利点なのだが。これに関してはメールもそうだ。
丁寧に文字で議論する文化が弱いと思える日本。すぐに会って話しましょう。という気持ちも自分も持っている…「細かなことこそSlack上で丁寧に議論し、時間が限られた会議ではできない深いレベルの意思疎通を実現すべきです」