[北京 26日 ロイター] - 中国共産党の最高意思決定機関である党中央政治局は26日、中国の経済回復は加速しているが、新型コロナウイルスの発生源である湖北省や武漢の状況がなお厳しいとの認識を示した。国営テレビが伝えた。

また、その他の地域での感染拡大リスクも無視できないとした。

政府は感染抑止に向けたより厳格な措置を緩めないとし、経済や社会発展に関連する取り組みをより速いペースで実施するという。

感染抑止に関する状況の改善ペースは上がっているとした。

世界保健機関(WHO)は、中国国内における感染拡大のピークが1月23日─2月2日だったとしている。