国際金融資本「通貨発行権」を与えよ
K2 Investment 投資アドバイザー 大崎真嗣の海外投資ブログ
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前回のブログで、中央銀行がお金(紙幣)を発行しているとお伝えしましたし、2024年度上期をめどに新紙幣(日本銀行券)を発行するというニュースもご存知かと思いますので、一般的にお金ができるイメージはしやすいと思います。
ところが、我々の身近にある銀行も、実はお金を創り出しているということは、あまり知られておりません。
しかも、銀行が融資をすることで、世の中に流通するお金を殖やしているのです。
下図で説明しますので、ご覧ください。
「預金者」がA銀行に100万円を預けた時、「預金者」の通帳には100万円と印字されます。
そして、A銀行は預金準備率(ここでは1%)を日本銀行に預け、残りを誰かに貸すことができます。
その際、銀行は借り手の口座に99万円と印字するだけです。
預金者の通帳は100万円のままですから、この時点でA銀行の預金が199万円に増えたことになります。
銀行が融資する時に、お金が増えるのです(信用創造)。
現在、国際金融システムはこのような仕組みで回っているために、法定通貨がデジタル通貨に流れてしまうと、お金を殖やすこと(信用創造)ができなくなり、国際金融システムは激変が避けられないわけです。