[北京 26日 ロイター] - 中国外務省は26日、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が今月上旬に掲載したコラムについて中国政府と最近対話し、過ちを認めたと発表した。中国政府はコラムの見出しが人種差別的だと主張していた。

外務省の趙立堅報道官は定例会見で、同紙はまだ正式な謝罪はしていないと指摘。中国政府として正式な謝罪を要求するとともに、コラムに関与した者には責任を取らせると言明した。

同紙のコメントはまだ得られていない。

中国政府は19日、同国を「アジアの本質的な病人」と指摘したコラムを巡り謝罪を拒否したとして、WSJの3人の記者の記者資格を取り消した。

*見出しを修正して再送します。