[ブダペスト 25日 ロイター] - ハンガリー国立銀行(中央銀行)は25日、主要政策金利を0.9%に、翌日物預金金利をマイナス0.05%にそれぞれ据え置くことを決定した。据え置きは予想通り。ただ中銀は見通しに対する変化で政策措置が正当化される場合、インフレ目標達成に向けあらゆる手段を行使する姿勢を示した。

1月のインフレ率は4.7%と、中銀が目標とする2─4%を上回った。こうした中、中銀は来月の四半期インフレ報告を精査するとし、「インフレ目標の達成に向けた必要な措置を決定する」と表明。「インフレ見通しの持続的な変化で正当化されれば、中銀にはあらゆる手段を行使する用意がある」とした。