【3分解説】新型コロナ不安で「世界同時株安」の深刻度

2020/2/26
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大への不安が、株式市場を揺さぶっている。
2月24日、アメリカ株式市場が、史上3番目の下げ幅を記録。さらに翌25日も下げは止まらず、ダウ工業株30種平均は2日間で約1911ドル下落し、2万7081ドルで取引を終えた。2日間でマイナス6.7%の記録的な急落となった。
2月25日、アメリカ市場での動揺を受けた連休明けの東京株式市場でも大幅に下落。
日経平均株価は、先週金曜日(2月21日)に比べて、一時1000円を超える下げを見せた。終値は、781円安(マイナス3.3%)で2万2605円となった。
26日の東京株式市場も大幅な下落が見込まれている。
ダウは2月12日に2万9551ドルで、過去最高値を付けたばかり。なぜ、ここに来て、新型コロナのリスクが世界の株式市場で改めて意識されることになったのか。
NewsPicks編集部がコンパクトに解説する。
Index
☑️なぜ「2月24日」だったのか?
☑️統計にも表れ始めた「悪影響」
☑️これからを占う「3つの焦点」

なぜ「2月24日」だったのか?