300万円でも安い?高騰し続ける「ホームページ制作費」の舞台裏
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独立したフリーランスに頼んだら、そんなに高くないし、それなりに良い感じのHPの体系化ができてきてる印象があるから、そこまで造り込みを必要としないパターンが多い気がします。
営業とか上流工程のコンサルみたいな人を半数以上抱えてそうな会社に頼むから高いだけだと思います。ホームページの価格差は、家庭用ビデオで子供を撮るのとハリウッド映画の製作費の違いと捉えるとわかりやすいでしょう。
業者のクオリティの差も激しく、しかもどう差があるのか見えにくいので(中にはボッタクリさんもいるし)話がますます混乱しますが、要は何をホームページに期待するかです。たまに来る知り合いに見せるのか、不特定多数の人がどんどん見に来てお金も払ってもらえるようにしたいのか。業界には詳しくないですが技術的観点から。理由は二つあるでしょう。
ひとつは使うスキルの高度化。ネット黎明期のホームページはHTML直打ちで、少し勉強すれば誰でもできた。僕も中学の頃、1997年くらいにジオシティーズに初めて自分のホームページを作りましたが(「上から読んでも下から読んでもONO」というタイトル。イケてるでしょ?笑)メモ帳にHTML直うちで作りました。プログラミングなんかよりはるかに簡単。コスト完全にゼロ。ちょっとしてCSSが普及し始めデザインが洗練されてきたけど、CSSもそんな高度なスキルはいらない。
ところが今の華麗に動くホームページはJavaScriptとかphpとかのプログラミング言語を駆使して作られている。習得にはかなりの努力を要するし、誰でもできるレベルではなくなった。僕はもう無理です。専門性が上がれば、人件費も上がります。ちなーみにJavaScriptって大昔からあったんだけど、当時はほんの飾りに使うようなもので、こんなに高度化するとは誰も思ってなかった。
もうひとつは有料ツールが増えた。専門性が上がるにつれ、よく使う機能はライブラリとしてパッケージ化されるようになった。無料のオープンソースのも多くあるが、デザイン的に洗練されたものは有料のことが多い。本体は無料のWordpressなんかもそう。Wordpressの付加機能はプラグインという形で提供されるけど、だいたい無料版は機能が限定されてて有料版は数十ドルかかる。それをいくつもつかってたらそこそこいいお金がかかるわけです。