ハリウッド巨匠イーストウッド氏、米大統領選で民主党へくら替え 前NY市長支持へ
コメント
注目のコメント
クリント・イーストウッドさんのイメージは古き良きアメリカ市民。なんとなく共和党の良識派。
まあ、トランプさんはそれとは違う。言ってみればトランプ党ですから。いわゆるpresidential endorsementですが、正直、選挙には殆ど意味ないです。ハリウッドは殆ど民主で、しかも反トランプです。イーストウッド監督は、その中でも珍しい存在でしたが、イーストウッド氏がブルームバーグ氏を支持するからと言って、ブルームバーグ氏に投票する人はまずいないです。
NYタイムズはワォーレン・クロブシャー両上院議員を支持しましたが、結果ボロボロですからね。これはリベラルメディアの考えている事が、庶民の価値観とかけ離れている証拠です。有名人や新聞の支持や推薦は、選挙では価値ゼロと思って間違いないです。
さらに酷いのは政治家の推薦です。バイデン元副大統領が最も多くの政治家推薦を得ていますが、何の効果もないどころか、多分マイナスでしょうね。自分達がエスタブリッシュメントと宣言しているようなものなので。政治家が推薦したら国民が動くと未だに思っているところが愚かです。
ちなみに、バイデンとサンダースの政治家推薦の割合は、51対9となっています。ブルームバーグはすでに16もあります。以下のPoliticoの記事参照。
https://www.politico.com/2020-election/democratic-presidential-candidates/endorsements/
【追記】多くのトランプ支持者らは自分達の事を、ナショナルスト・ポピュリストと呼んでいます。古き良き共和党は、カーター政権のリベラル政策に嫌気をさした国民が選んだ保守レーガン大統領です。しかし、その後ブッシュ(父)政権になり、さらにクリントン政権が2期続いた後、またブッシュ政権になるわけですが、もうその頃は民主も共和も完全にエスタブリッシュメント政治になっていました。それを変えたのがトランプ大統領で、以前は反トランプの共和党議員らも、トランプ大統領のサポートがないと選挙に勝てないので、みんなトランプ党です(テキサス州のクルーズ上院議員は、共和党の大統領候補だったトランプ氏をendorseしなかったぐらい反トランプでしたが、自分の選挙で負けそうになった時には、トランプ大統領に応援をお願いしたぐらいです)。しかし、トランプ党になってしまったのは、旧体制政治家が無責任な政治をしていたからであり、トランプ大統領の責任というよりも、民主主義なので国民の選択です。