ホンダ：フィリピンでの四輪車生産を３月末で終了
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フィリピンでのシェアはトヨタが抜き出ていて34%以上、その次に三菱、日産と続きホンダのシェアは7%に届かないぐらいです。私がフィリピンで事業を始めた7年前と比べると、どこも怖いぐらいに街が新しい車で溢れてます。各社、経済成長と宵越しの金は持たない国民性の消費意欲に乗って、ダウンペイメント（頭金）無しのローンでドンドン販売しています。2014年の調査では車を保有する世帯は全体の27.5%でしたが、その後結構増えているかと思います。その時の中間所得及び富裕層の率が丁度約3割でほぼ車保有率と一致するのですが、その定義が世帯年収5,500ドル以上。売れ筋の車は大体18,000ドルぐらいだと思いますが、それをローンでバンバン売って大丈夫なのか少し心配になります。
https://www.statista.com/statistics/1070097/philippines-market-share-leading-automotive-companies/フィリピンでも都会ならホンダの車を見ますが、地方に行くとあまり見ません。
私も使っていましたが、走りや、燃費は良いのですが、タフさに欠けると思います。
その点、三菱は田舎でもよく見るので、発展途上国では丈夫なほうが良いのでしょうね。
また時期を見て戻ってきてほしいです。東南アジアは、日本価値が受け入れられる地域と思いますが、クルマなどみても、価値提供側の各ローカルへの踏み込み方で、トヨタ、三菱はだいたい強いと思いますが、ホンダ、日産は国ごとかなりメリハリがあると思います。フィリピンもまだまだ成長余地大きく、このタイミングのこの選択はどのように将来に響くでしょうか。モビリティサービスの展開を考えると、単に四輪の売り、だけではないと思います。
