AI開発で障害者が活躍、青森 性能向上へ新たな雇用創出
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青森県八戸市の障害者の福祉就労施設で、障害のある利用者が人工知能(AI)の開発に必要なデータ入力作業に取り組んでいることが報じられています。
記事によると、画像に写った物体を人間と同じように認識させるためには、AIに大量のデータで学習させる必要があります。入力作業は「アノテーション(日本語で注釈の意味)」と呼ばれ、例えばビニールハウス内のイチゴやトマトの写真のうちどれが完熟しているのかAIに教えるため、人間が印を付けるといった仕事です。このアノテーションを、障害のある人が行っているということです。
アノテーションはAIの専門的な勉強をしていなくてもできる作業で、時給の良い仕事ではありません。一般企業の障害者雇用枠よりむしろ地方の就労継続支援事業所に外注する方が、障害者の社会参加という意義にもかなうとみられます。