クルーズ船で業務 厚労省職員 多くがウイルス検査せず職場復帰
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注目のコメント
検査してないからけしからん!ということではないでしょう。
山田先生がコメントされているとおり、検査結果に関わらず、リスク管理をすべきことです。逆にNHKは何を伝えたいのでしょうか?不安を煽るだけ??
検査結果でその方が本当に感染しているか、感染拡大させないか、がわからない以上、少なくともハイリスクな方(十分に配慮していても感染している可能性が否定できないほどの状況という意味、例えば患者の身の回りで事務手続きなど案内したとか)は10-14日間の休み(これも言葉の問題がありますが、自主的な隔離を推奨するのであれば当然業務に近く、有給などが消化されるのは割りに合わないはずなので「勤務」として対応してよいくらいのことと思います)を与えるべきでしょう。
検査自体は症状のある方だけでも構わないと思いますが、症状がごく軽度で自己申告しない方がいたり、様々な可能性を考慮した上で対応すべきというのが適当かと思います。
それにしても「清潔」・「不潔」もしかり、上記のように「ハイリスク」といった言葉もそうですが、医療従事者にしか共有しづらい言葉や概念があって、そういった言葉を使う時には本当に伝え方・伝わり方を意識して言葉を選択してほしいですね。
もちろん自分自身も気をつけなくては、と思います。
追記
これを機にインフルエンザも含めた検査偏重の流れが変わると良いのですが、、、検査をしてもウイルスがいないことを証明するわけではありません。
検査ばかりを指標にしては、まともな医療も感染管理もできません。これは、前提として現場での職員の感染対策が十分に行われていたかによると考えます。十分に行われていたならば、問題ない対応と考えられます。しかし、現場の業務にあたった職員からすでに感染者が判明していることから、もちろん最大限の配慮はされていたと思いますが、不十分であった可能性も否定できません。
この場合、厳密には「検査せず職場復帰」も「検査して職場復帰」も感染管理という観点からはほぼ同質で、検査結果いかんに関わらず一定期間職場復帰を許可せず休みを与える対応が賢明となります。
無症状または自覚できないほどの軽症状の方に検査を行った場合、感染していても検査が陰性となることが十分にありうるからです。
これは、クルーズ船の乗客を、検査結果にかかわらず検疫としている米国CDCなどの対応からもお分かりいただけるのではないかと思います。衝撃的なニュースですね。。。
厚労省はウイルス感染を抑え込むつもりがなかったんじゃないですかね?
インフルエンザと比べて同程度の致死率なので、最悪感染広がっても問題ないと割り切ってる人の行動としか思えません。
その考えは必ずしも間違ってはないのですが、世界からの見られ方、そして国内の経済的なリスク考えれば、大間違いとしか言いようがないです。
監督省庁としての専門性が大きく疑われています。
追記:
先ほど(2/22の12時少し前)テレビのTBSの独自ニュースで、検査を受けなかった理由は陽性者がたくさん出たら業務に支障が出るから、というようなことを伝えていました。ちょっと信じられません。。。
再追記:
TBSの報道、Webにもアップされました。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3911566.html