ネット証券「Eトレード」株価25%急騰、モルガンによる買収で
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ロビンフッドなどが仕掛けた手数料無料化から始まったディスカウントブローカーの再編の一連かと。イートレードにとっては、規模の経済が大事な金融においてこのまま単体では今後の成長戦略は描きにくく、ロジカルな打ち手かと
投資銀行は、常に自らを変えることで生き残って来た。
1994年にモルガン・スタンレーのニューヨークでキャリアを
始めた初日に、ミッドタウンの6th Street にあったマグロウヒルビルのトレーディングフロアで出会った幹部の一人に、半ば挨拶のつもりで「あなたはどんなお仕事をしてらっしゃるのですか?」と尋ねたときに、彼が表情一つ変えず「Making Money」と答えたのが、当時の私には衝撃的だった。
その考えは、実はその後の投資銀行人生のある意味「不動の軸」になった。そして、その割り切りが、投資銀行家としての人より多少恵まれたキャリアに結びつくいたのは間違いない。
まずは稼ぎ、その稼ぎを良い目的に使え、それは投資銀行の思想だ。
モルガン・スタンレーは、組織としてその軸をブラさずに、今回も、投資銀行として「正しい」行動をしている、と強く感じる。