【新説】市場価値を上げる環境は「社員の起用法」で見極めよ

市場価値を高めるには、サッカーに例えると早くレギュラーで起用してもらえて経験が積めれるチームを探す例えが秀逸です。ビッグクラブは大金で大型補強をして結果をだし、スモールクラブは下部組織の育成に知恵を絞りますね。どちらが自分にとって適切な組織かは判断がつきやすいし指標としてわかりやすい。チーム戦力分析と組織戦力は同じ視点で見るとわかりやすい‼︎

身もふたもないですが、突出した能力のない新卒や第二新卒が会社を見抜くのはかなり難しい。失敗することを前提に「えい！」と決めて数年ガムシャラに働くしかない。信頼できそうな人が何人いるか？たくさんの先輩と話すしかない

「市場価値を上げる環境は「社員の起用法」で見極めよ」という説にとても共感します。これからは個人の価値で勝負していく時代です。人生100年時代に入り、定年も延長傾向にあり80歳まで働くような時代になるでしょう。反面、大企業にいても安心ではなく40歳後半になればリストラ対象になる時代。日本の起業平均年齢は43歳になっていることから考え、これからは40歳までにマーケットで痛痒する実力を身につけなければ、所属会社の言われるがままに仕事人生になってしまう。実力をつけるためには、スキルは当然のこととしてそれ以上に大事なことは、場に出て経験することです。社内ルールの中で仕事をするのではなく、仕事を任され自ら重圧の中で判断をすることが大切です。20、30歳台の人たちにはそんな社員起用をする会社を選んで欲しいと思います。

学生さんにとって社会の構造とか、会社の実情とか、職種の詳細とかはわからない。ゆえに、社名に頼らざるを得ないというのが実情ですかね。

自己実現ができそうな会社＝有名な会社、になってしまっています。本当にキャリアアップをめざすなら、このレポートにある岡島さんの方程式がマトを射ています。

どれだけ多くの経験をしたかが人を育てます。しかし、自分の能力を信じていない人が多い。だから有名企業に依存してしまう。

社会人の成長に「経験」は不可欠

どのようにして必要な経験を積むのか？そのための自分がコミットした意思決定をどう行うのか？
人との対話が多い環境、事業が伸びており新たなチャレンジを続ける環境のある仕事選びは回答の一つだと思います。

変化やテクノロジーの進化の激しい時代に、市場価値の高い人材にどのように成長していくのかを考え続けなければならない。

この例えは秀逸。僕が選手だったら弱いチームでもとにかく試合に出て実践を経験できるチームに入りたい。上手くなってから試合に出るより、試合に出ながら上手くなりたいタイプ。その上で今はそれを前提として強いチームを作っていきたい。

『岡島氏は、プロサッカー選手のキャリアに例えながら、チェックする方法を説明する。
「よほど能力が突出した若手選手でない限り、いきなりワールドカップの代表選手になるのは難しいですよね。最初はとにかく所属するクラブチームで試合に出ながら、結果を出すしかありません。そこで大事になるのが、所属クラブの選手起用法です」』

自身の市場価値を高める環境の方程式、成長を促す意思決定と、そうでもない意思決定の違いなど、悦子さんらしい切れ味でバシバシ解説されています。必見です！

流石のGod mother 岡島さん、豊富な経験に基づく一部の隙も無い理論。

サッカークラブの例は分かりやすいです。如何に自分が試合に出られる環境を見つけ、そこで力をつけられるか。そのあとはそのクラブのエースにとして活躍してもいいし、より高いレベルの環境にチャレンジしてもいい。久保選手なんかは18歳でその判断をしているわけですから、年齢も言い訳に出来ないですね。

"プロサッカークラブには、積極的に若手を起用する育成重視のチームもあれば、大金をかけて即戦力になる選手をかき集めるチームもある。
また、クラブの経営状況や成長フェーズによっても、若手重視かベテラン重視かの起用方針が変わってくる。企業も全く同じである。