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SNS炎上にもつながる「多様性」議論を、天才哲学者マルクス・ガブリエルが考える マルクス・ガブリエル(ドイツ・ボン大学教授)

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  • 独身研究家/コラムニスト

    違うんだよな。多様性というのは、人間みんな違っていいという前提で進めるからこういうパラドックスを生む。人間を最小単位として考えるから、違う考えの人間を排除するとかしないとかの問題が起きる根源なんです。
    「ある考えをもつ人間=その人間のすべて」ととらえてしまう西洋アイデンティティの思想がそもそも違うのであって、「ある人の受け入れられない考え方については拒絶してもいいが、そのひとつの考え方は受け入れられないというだけであり、その人間すべてを排除=抹殺してもいいわけではない」ということ。
    「彼は嘘をついたから彼の発言はすべて嘘だ」ではなく「彼は嘘も言えば真実も言う」でいいじゃん。なんでも白黒分けられるもんじゃねえよ。


  • バッテリー スペシャリスト

    荒川和久さんに同意です。個人の信念や立場を二項対立させる西欧人の考え方だけで論理展開させるとこうなりますよね。個人の立場は白か黒かしかない(排中律)というのは、日本人には違和感があるのではないでしょうか。

    大乗仏教中観派の始祖である龍樹(ナーガルジュナ)は、著書の「中論」で実在論を否定しています。排中律とは異なる両否の論理を前提として、有でも無でも無い「空」または否定でもなく肯定でもない「中間」といったRigidな実在では無い、コト的現象認識を打ち立ててます。

    今更マルクス・ガブリエルを否定する気も起きないのですが、訳知り顔で語られても学生が知識を披歴しているようにしか見えないんですよね。

    ただし「空」が存在するかは置いておいても、「空」を実感するのは難しいので、普段の生活を送っていると、白か黒かの排中律の方が受け入れられやすいというのはあると思います。最近の不倫断罪などは排中律から来ているとも言えそうです(単に判断する情報の不足がほとんどですが)。

    生きづらくさせているのは、人間の存在を二項対立な実在と仮定しているところにあるからでしょう。似非ロジック偏重の現代病なのかもしれません。


  • 一面の状態や意見を、『Aさんの全て』というように、人で捉えてしまうから排除に向かうのではないでしょうか。

    お互いの思考が違ったところを『どちらが正しいか』で議論すると、自己主張ばかりで、答えは出ずに平行線が続きます。一方で、正しさは脇に置き、『なんでそう考えたのか(そうしたのか?)』を相手の眼鏡をかけながら聴くと、相手のロジックが理解できる。
    お互いの思考や行動を理解した上で、テーマに対して改めて『どうしたら良いか?』を考えれば良いだけだと思いますが。
    結果、分かり合えなければ、『交わる部分がないことがわかった』で良いわけで、それが多様性を認め合うことなのだと認識しています。

    また、話のテーマでは交われなかったけど、別の部分では交われるかもしれない。その余裕を残せる関係を構築していけば、優しい社会になるのではないでしょうか。

    ちなみに、激しく自己主張ばかりされる方へは、『そうなんだ』『良かったね』という二語が有効かと感じています。


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