桜を見る会、政策行き詰まり…「ポスト安倍」でざわつく自民党 - 星浩
論座(RONZA)
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いわゆる「ポスト安倍」は、否が応でも「安倍後」であることを意識せざるを得ない。安倍政権に対するポジションは「ポスト安倍」の行方を占う上で重要な要素だ。数ある政策の中で、最も重要な政策は経済政策ではないか。
安倍さんはアベノミクスの「三本の矢」を放ったが、安倍さんの政策的な関心が経済の再生から外交安保、憲法改正に移ってしまったので、中途半端に放ったまま放置されてしまっている。この「後始末」は「ポスト安倍」の重要な課題だが、明確な方向性を示す人物は河野太郎さんくらいではないか。
河野さんは歳出の削減を訴えているが、社会保障が「本丸」で「避けて通れない」と語っている。与野党を問わず一般会計の三分の一まで膨張した社会保障の改革に触れる政治家は余り見受けられない。河野さんは「空気が読めない」と批判されるが、この「空気が読めない」突破力を発揮して欲しい。