スタートアップの評価額を上げる「プレミアム」とは何か
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注目のコメント
ここで堀さんが伝えようとしているのは、「バリュエーション高く調達しようという」ことではなく、「きちんと評価してもらうためにちゃんとアピールしよう/実績をつくろう」ということだと思います。
決して間違ってはいけないのは、バリュエーションの高さだけを調達時の判断基準にすることです。
「バリエーションのみならず他の要素も検討したうえで、その投資家に入ってもらいたいのか?」
はよく検討するといいと思います。
逆にいうと、VCのビジネスモデルからすれば、
「なるべく安く入り、なるべく高くExitする」ことがリターンを高める基本です。
したがって、よいVCは多少低いバリエーションだっとしても「入ってもらいたい」と思ってもらえるよう、ブランディングやサポート体制の充実に力を入れているわけです。
一度付き合うと決めた投資家とは少なくとも数年の関係性になるので、相性はバリエーションと同じくらい重要な要素だと思っています。昨日のブログを転載頂きました。
砕けた文章で恐縮です。
これから資金調達に進まれる起業家の皆さん、投資委員会メンバーを説得したいキャピタリストの皆さんの一助になれば幸いです。
資金調達のご相談お待ちしてます!a)やb)はある意味狙えるのであれば誰でも狙う部分だとは思いますが、大半のスタートアップに関してはc)を的確に見つけて、それをきちんと投資家にも理解してもらい、その数字を徹底的に追求する事が重要だと感じています。
KPIって単純なようで、実はその領域でやってる起業家ですらきちんと把握出来ていないパターンがすごく多いように感じます。これは私自身そうでした。特に新しい産業になると前例もないし、KPIの候補は無限にあるのだけども、何が本当に一番本質的なのか、それを明確化するのに時間がかかります。私も会社を最初に立ち上げた時は様々な教科書やブログを参考にしましたが、今使っているKPIはほぼ全て他のスタートアップ/業界では使っていない物になってます。逆にここがクリアになるとa) b)を必ずしも満たして無くても(例えばまだ起業したてで、戦略的理由によって目の前の売上成長以外にフォーカスしなければいけないような事がある会社でも)、一気に交渉がしやすくなるのではないでしょうか。
何れにせよ投資家の方が書く大半の記事がアントレプレナーフレンドリーに見せつつも必ずと言っていい程自分達の立場を正当化する内容で締められている中、このように起業家目線で書き切れているのは非常に好印象を覚えます!