「ここにいることが奇跡」 白血病の池江選手が心境語る
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注目のコメント
「池江さんと治療が異なるのはなぜか」という趣旨のご質問をよくいただくので、補足です。
「白血病」は、複数の疾病を含む病名です。
その経過の速さやがん細胞の増え方の違いから、急性白血病と慢性白血病に分類され、それぞれ増える細胞の種類の違いから骨髄性、リンパ性と細分化されていき、「急性リンパ性白血病」「慢性骨髄性白血病」といった具合に分類されていきます。
この分類はさらに遺伝子情報の違いなどから細分化されており、その分類によって、治療法は大きく異なります。また、全く同じ分類でも、ご年齢や合併症の違いにより、治療は異なる可能性があります。
このようなご質問をよくいただくのは、それだけ池江さんの闘病生活が注目され、勇気づけられてきた方が数多くいらっしゃるからだと思います。
まだ通院も続くことと思いますが、闘病後の元気な姿をテレビで見せていただいたことは、また一つ、治療中の多くの患者さん、ご家族の方に力になったのではないかと思います。
なお、白血病に関しての詳細は、国立がんセンターのホームページにも解説がありますので、あわせてご参照いただければと思います。
https://ganjoho.jp/public/cancer/class_leukemia.htmlリアルタイムで見ました。
治療による副作用がひどかった時は「死んだほうがまし」と思ったと…。このご発言にテレビの前でボロボロ泣いてしまいました。お若いのに本当に本当につらい思いをされて…それでもしっかりとご自分の言葉でインタビューに応じられていて立派でした。
パリ五輪を目標に頑張るとのこと、とても楽しみです。心から応援します。