【3分まとめ】世界最大の企業・ウォルマートの最新決算をつかむ
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ウォルマートの売上高はアマゾン(2,805億ドル)の1.8倍。売上成長率で比較すると、ウォルマートが1.9%増に対し、アマゾンは20%増。成長力に大きな差があります。
アマゾンは地上戦略を加速。ウォルマートは一時オンラインに積極投資していましたが、利益が思うようにあがらず、買収したJet.comをWalmart.comに吸収してしまいました。そして今、ふたたび地上戦略を見直そうとしています。
それが「スーパーセンター」。スーパー銭湯ではありません。アマゾンに勝つためには、ウォルマートが強い地上戦が有利と気づいたようです。
このスーパーセンターには、エッジコンピューティングを採用。自動運転車対応や多様な情報にすばやくアクセスできるようにする。自動運転車は、食料品の宅配に利用するようです。
さて、ウォルマート対アマゾン。あと5年後の風景が楽しみです。なんでもネットで買う時代で、1万以上の店舗、220万人以上の従業員を抱えるウォルマートはどうなっているのかを最近の決算情報から簡潔にまとめました。
ウォルマートがD2CブランドやECサイト企業を買い漁る一方で、アマゾンが新業態の食品スーパーを出店したりといった、リアル企業vsネット企業の頂上決戦は興味深いです。記事では店舗+ECなんですが、実はウォルマートの戦略性にはこの先があり、そこが面白いんですよ。
ECをすると何ができるか。
Amazon同様オンライン広告が集まります。実はすでにそこそこ伸びている。
そして自動的に集まるその広告はどこに出ていくかというとサイネージですね。
店舗でのサイネージ広告の実験をしています。
そのパフォーマンスもすでにそこそこ良いところまで。
ウォルマートはまだまだ伸びると思いますよ。