ダイヤモンド・プリンセスはCOVID-19製造機 なぜ船に入って一日で追い出されたのか(岩田健太郎先生の動画から文字起こし)
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今朝話題の、感染症専門家である神戸大学教授の岩田健太郎先生の投稿動画、14分はぜひ全編ご覧になって欲しいところですが、時間がない方向けに、テキスト書き起こしの記事をご紹介します。ダイヤモンドプリンセス内部で今何が起きてるか。
今、国としての新型コロナウイルスに関する発表は、実態からかけ離れた小さい数字であると思ってます。隠蔽云々というより「検査もできなくて、経路も追えず、把握できてない」というアンコントローラブルな状況に陥ってるのが原因で、運良く検査してもらえた方が数字として発表されたり、隔離入院できたりしてますが、その時点では1週間以上に渡り公共交通機関で移動したあとで、連鎖は広がります。自分の身は、家族の身は、社員の身は、自分で判断して守るしかないと思います。日本政府はダイヤモンドプリンセスやその乗組員、乗客に損害賠償請求起こされるだろうし、そうなっても全くおかしくない証言ですね。
そして、この「専門家が一人もいない、あるいは入っても、自分たちの仕事を否定されている感じがしてムカついたといって排除される」中で、みんな「一所懸命仕事をする」、そしてみんな感染するみたいな構図って、まさに太平洋戦争の時の日本軍じゃないかと。
さらにいえば、これは日本軍に限らず、
多くの企業や学校、グループでも同じだよねと思って、
「ひどすぎる!」とは全くならなかった僕の感覚は日本の組織病に侵されているなとつくづく感じました。
しかし、人の命が掛かっている以上、早急に改善をのぞみます。この動画の後に、橋本岳厚労副大臣がツイートされていますね。以下、引用。
「なお昨日、私の預かり知らぬところで、ある医師が検疫中の船内に立ち入られるという事案がありました。事後に拝見したご本人の動画によると、ご本人の希望によりあちこち頼ったあげくに厚生労働省の者が適当な理由をつけて許したとの由ですが、現場責任者としての私は承知しておりませんでした。」
「お見掛けした際に私からご挨拶をし、ご用向きを伺ったものの明確なご返事がなく、よって丁寧に船舶からご退去をいただきました。多少表情は冷たかったかもしれません。専門家ともあろう方が、そのようなルートで検疫中の船舶に侵入されるというのは、正直驚きを禁じ得ません。」
「ただの感染症蔓延地域ではないのです。本件は厚生労働省本省に伝え、なぜこのような事案が発生したか確認を求めています。」
それぞれの主張を読んだ上で動画で話されている内容を信じるかどうか、判断すれば良いかと思います。個人的には告発者が粛清される何処かの国のようにならなければ良いなと思います。最近の政治をみていると、不都合な真実を晒された後の姿は、成熟した国の政治と思えないものもありますので。