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赤字でもないパナソニックが、事業リストラに走る真相

NewsPicks編集部
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  • NewsPicks ジャーナリスト

    格差は個人所得だけではありません。企業間でも、稼ぎの格差が広がっています。企業取材を通じて、そうした危機感もあります。
    特に近年、会計基準が変わり、取材を通じて直観的に得られる利益の増減と、決算会見でみる数字上の利益の乖離が大きくなりました。
    そうした現状、改めて基本的な会計・財務の見方の重要性が増しているように感じています。

    今回、パナソニックの稼ぎの衰えを題材とさせていただきました。とはいえ、実際に取材を通じて感じたのは、「パナには優秀な人材がごろごろいるな」です。企業ブランドと経営理念、それらによって人を惹きつける魅力は、今も一級だと思います。同時に、こうした伝統が変革の重しにもなる。今のパナソニックの「奮闘」は、あまねく日本企業にとって参考になると思っています。


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    東京理科大学 大学院経営学研究科技術経営(MOT)専攻 教授

    IFRSになって、B/Sさえわかりにくい。割引率で短期ではどうにでもなる。しかし、中期では、いきなり減損もくる。調整後営業利益も、恣意的になる。
    ある意味、当期利益だけが真実。

    昭和の時代に最高益をあげてから、更新されてない。電機の中では、ここだけ。多くの会社が、90年代のバブルや、ITバブルなどで最高益を更新したというのに。通信工業や九松の合併も、電工や三洋の合併も、その場凌ぎ。経営重心から見ても、ポートフォリオが、かつての日立や東芝より、広がっている。
    トヨタの子会社になるしかないかもしれない。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    将来稼げる可能性がリスク・資本コストも考慮してあるかが全て。
    黒字だったとしても、ギリギリ黒字であれば資本コストは賄えずに価値があるうちに売却する方が理にかなっている場合がある。特にパナのようなコングロの場合は稼げる事業で稼いで、それを成長期待が高い事業に投じるサイクルが重要で、そこが機能しなければ企業として一体運営している意味がないと資本市場は見る(いわゆるコングロディスカウントや、カーブアウトへのプレッシャー)。
    株主資本等合計の過去推移(2016年3月→2019年12月期)をみると、パナは1.7兆円→2.0兆円に対して、ソニー2.5兆円→4.2兆円、日立2.7兆円→3.2兆円で、ソニーが圧倒的に蓄積している状況が伺える。稼ぎと還元のバランスはあるが(ソニーは配当少ない)、それでも一番稼ぎ→再投資のバランスが上手く働いている。

    パナが今持っている資産は何か?
    個人的には、ブランドではないと思う。生活の幅広い領域へのプロダクトライン、生産設備、営業チャネル。ブランドがあるから(「パナだから」)人財が集まるというより、これらをネット企業は持っていないから持っているパナに来る。だから「くらしアップデート業」を目指せる素地がある。
    モノを作るのではなく、価値提供をするための手段にモノづくりをとらえられるかがキーだと思っている。あとはそれを全て社内でやろうとせず、連携できるか。


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