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“自信のあった分野で負けてしまった、そのゆがんだ劣等感が愛国心と結びつくと、嫌韓意識や嫌中意識につながりやすくなる”
この小説で最も重要な道具立ては、「テレスクリーン」と呼ばれる双方向テレビです。教育や拷問、洗脳といった古典的な方法も使われますが、統制に最も有効であるのは、このテレビに他なりません。どの人間の行動も発言もすべて記録されており、いわばビッグデータが常に精査される世界です。問題があると「愛情省」に監禁され、矯正されます。
核戦争はともかく、情報通信技術と情報科学の発展の末に実現される社会のあり方としては、現代はますますこの小説に近づいているように思われます。
オーウェルが全体主義を嫌悪するようになった原体験は、1930年代のスペイン内戦への義勇兵としての参加でした。そこで、共産党が、味方であるはずの他の共産主義者のグループを、殺害や脅迫、様々な手段でひたすら統制しようとするのを目の当たりにしました。その体験は、『カタロニア賛歌』『動物農場』で表現されました。その後、第二次世界大戦で起きたことが、全体主義についての危機感をさらに増大させました。
予言は常に現在への批評です。オーウェルは、その感性で21世紀の世界を予言したともいえますが、1930年代からすでに起きていた、人間を統制せずにはおかない、近代社会のある一面についての危機感を表現しました。
ビジネスパーソンこそ持つべき、歴史観、世界観、国家観。そのあたりが凝縮されています。22分すぎあたりの「敵を作る」あたりと、23分ごろからの子供時代の風景と伝統意識が結び付きナショナリズムを作り出す、この辺は特に。アンダーソン「想像の共同体」なども引用していて、知的に刺激を受けました。
「想像の共同体」は、大学で最初に本格的に呼んだナショナリズム論。それに対する批判や修正の議論はあるものの、ナショナリズム、国家、国民、共同体、時代の記憶、といったあたりを語るには必須の書籍。インドネシアの話し。「想像の共同体」を日本語で読むなら『定本 想像の共同体: ナショナリズムの起源と流行』、白石隆・白石さや訳、書籍工房早山、2007年が良いと思う。
あわせて故・土屋健治先生の「カルティニの風景」(めこん)もオススメ。若くして亡くなった土屋先生の、いつまでも語り継がれる金字塔とも言える著作。
「カルティニの風景」が描き出す、宗主国たるオランダと植民地の蘭領東インドの間で形成される、ナショナリズムとは何か。『一九八四』と、自分が呼んできた本の内容が絡み合い、知的な刺激を受けました。
アンダーソンといえば、Under Three Flags: Anarchism and the Anti-colonial Imaginationも刺激を受けた本。日本語版は読んでいませんが、山本信人先生による訳がある。山本先生による訳なら大丈夫でしょう。『三つの旗のもとに――アナーキズムと反植民地主義的想像力』という邦題。
プラス、やはり、忘れられないのが加藤剛先生訳の「ヤシガラの外へ」というアンダーソンの著作。学術書というよりも、エッセイに近い内容で読みやすい。訳者の加藤先生は、恐らく、日本で最もアンダーソンの思考回路を理解している先生かと思われます。
出口さんの話の広がりがすごすぎます。
野村さんのコメントを読んだ後、自分の読書力と教養のなさに絶望しました。
洗い物しながら聞いていましたが、お皿を割りそうになるほど。
IBMをビッグブラザーを見立てて出来たのが、Apple の有名なCM “1984”です。Macintoshのデビューであり、クリエイターのオーウェルへのオマージュ。
https://youtu.be/VtvjbmoDx-I
このCMがあるから今のAppleがあると言っても過言じゃないでしょう。
出口さんの解説で新しい読み方ができそうです。また『1984』手にとってみようかな。
もう一方の2大ディストピア小説もおすすめです。
今、特にアメリカでは、常にテクノロジーで監視された世界に住み、トランプのスローガン、プロパガンダやフェイクニュースに振り回されて、全体主義国家に生きている感じです。去年子供が『動物農場』を読んでいて久しぶりにジョージ・オーウェルの本を手にとってみました。『一九八四年』を読んだのはそれこそ1984年ごろでしたが、現代の方がよりいっそう真実味を帯びています。当時は冷戦中だったので資本主義、共産主義という対立のなか、全体主義は怖いなという読み方でしたが、今は民主主義のアメリカでも独裁者的な大統領に統治されている。アメリカではトランプはヒラリーをはじめとしてありとあらゆる人を反逆者に仕立て上げ国民に憎悪させています。愛国心と白人男性の劣等感が「不義の関係」を結び「排他的で偏狭なナショナリズム」を作っている。テレスクリーンをテクノロジーをフェースブックやYouTube、Amazonのechoに置き換えて考えるとわかりやすい。
トランプは独裁政権を研究しているのでしょう、だからニューヨークタイムズ、ワシントンポスト(オーナーのジェフベゾスまで)などのインテリ層をめちゃくちゃ嫌うのです。トランプの周りの人がどんどん首を切られるのも中国やロシアの世界ですね。忠誠を誓わされ、そうでないとスケープゴート、魔女狩りです。でもその世界に住んでいる人(トランプサポーター、国民の5割)はわからない。今だからこそ、大人も子供もみんなジョージ・オーウェルの書いた古典を読む必要があるのです。
タイムリーに取り上げてくれてありがとう、といいたい。
学び続けることの意義を再認識させられます
共産主義やナチズムはもちろん、日本でも戦時中は自由を規制し、言論統制を行なったのは紛れもない事実
右でも左でも、社会主義だろうと、民族主義、原理主義だろうと
極端な思想は他者を攻撃し、そこから自由である事を決して許しません
日本は1984に近づいてきているとは、決して思いませんが
世界や歴史は常に、自由と統制で揺れかねないものだと思っています。
ここで語られていることが、全体主義ナチ・スターリンへの批判だけではなく、自由主義の世界も含めてのメッセージである、そしていまの監視可能な社会の創造性の語り口、説得力あります。