プロダクトではなく「ライフスタイル」を売る:D2CブランドAllbirdsは、日本のリテールに変革をもたらすか
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注目のコメント
Allbirdsの共同創業者のジョーイ・ズウィリンジャーへインタビューする機会に恵まれました。記事最後にあるD2C起業家へのメッセージ。その順番が素晴らしかったです。そして、②の「販売モデルも含めてプロダクトである」というのはハッとさせられます。
① 社会に貢献すること。そしてそれを信じ続けること。真の目的をもつことは必要不可欠。
② 販売モデルもプロダクトと考えること。D2Cモデルはまだ使える戦略だが、それだけでは不十分。
③ 差別化すること。イノヴェイションがなければ成功しない。次元が高い方同士のインタビューなので分量以上に読みごたえがありました。
「日本人は相対的にはサステナビリティというトピックにそこまで関心がありません。どのように消費者とコミュニケーションをとっていこうと思っていますか?」という問いに対して、
「製品の品質です。」と答えたところが興味深い。
軸として持っているのは、
1.ポジティブな社会貢献性
2.広範なビジネス構想力(プロダクトも店舗も体験も)
3.未来への投資とイノベーション
この3つだと感じたけど、それを柔軟に出し入れする良い意味のしたたかさが素敵です。
いずれにせよ、グローバルに広範なモデルを広げるのは継続性のある情熱としつこさが大事ですね。あと、楽しんでポジティブで人の役立つものを創ること。これは素晴らしいインタビュー。
既知の情報を抑えつつ、マクロ環境を踏まえた質問。D2Cに詳しい人じゃないとこの質問はできない。
専門家によるインタビューの有効性を示すいい事例だと思います。やはり専門メディアはここまで踏み込まんと読み応えがないですね。