災害支援から学んだ、滅私奉公の終焉とインターネット
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注目のコメント
「日本人はどうしても滅私奉公が好きで」とは全く思わない。
そもそも、「滅私奉公」なる四字熟語を使う必要があるのだろうか?
なぜなら、「滅私奉公」はもともと、中国の戦国時代にいわゆる権謀術数を諸国の諸侯に売り込むことで身を立てていた、思想家やプロパガンダを扱う複数の人間の逸話をあつめた戦国策の秦策にある言葉で、歴史的事実でもまとまった思想でもない。
日本では時代と共に器用に使われてきた。なかでも、軍国主義日本では、個人主義に対する全体主義のスローガンであり、戦後はおおよそ否定的に捉えられてきた。
ただ、西洋のパブリックの概念にも奉公の概念にも通じるところがあるので、公の捉え方次第だろう。
筆者は、こうした「滅私奉公」概念の歴史性を知らないのか、狭い理解で振り回している。
「滅私奉公」などという言葉を使わずに、言いたいことを表現する訓練をした方がよい。単に、自分の自主性の無さや他律性を自己批判してるだけなのだろう。
Forbesの編集は無知なのだろうか?