プレミアム会員限定の記事です
今すぐ無料トライアルで続きを読もう。
オリジナル記事 7,500本以上が読み放題
オリジナル動画 350本以上が見放題
The Wall Street Journal 日本版が読み放題
JobPicks すべての職業経験談が読み放題
コメント
注目のコメント
総論賛成各論反対。
マイクロモビリティ、パーソナルモビリティ革命は推進せねば人類の未来はない、くらいの危機感は共有する。極端に言えばガソリンで走る四輪車を地上から撲滅する事は人類喫緊の課題、くらいの状況であることは、アジアのほとんどの都市やここに出てくるロスやNYなどを見ても論を待たないだろう。
ただし、その解がいまのeスクーター(日本で言うキックボード)かと言えば、少なくとも短期的には賛同しない。もっと言えば我々アジアでは以下の理由でそう考える。
都市デザインを再設計しなければならない。
シンガポールで一瞬流行したときに試したが、とてもじゃないが本人も周りも怖くて、運動神経が良い30歳くらいまで以外は使えたものではないし、逆にその世代は運動神経を過信して危険運転をする。実際事故が多発した。
それでも普及率が低いからだましだましやってたが、普及して道路の10%でもあれが走った様を想像すれば明らかにムリであることはだれでも想像が着く。
つまり、専用道路が必須、それが正解。
車、ヒト、マイクロモビリティの3車線化の都市デザイン大改造をせねばならない。
現にシンガポールはeスクーターをバンした、と報道されているが正確には専用道はOKだ。ただしその専用道路がほとんどないので実質的にはバンされたに等しいという話。
欧州で何故いけているかと言えば都市あたり人口密度がアジア諸国より圧倒的に低いからだ。米国では道路がやたらと広いからだ。そのいずれでもないアジアではムリ。
逆に言えば、モビリティ改革のためには都市デザイン改革が必須。そのための公共投資予算を景気対策含めてやったらいいと思う。今、日常的にキックボードを使っている数少ない中高齢層です。ちょっとした移動に本当に便利です。しかし、普及には、現在のヘルメット着用義務の問題が何といってもボトルネック。
また、一部で言われているような、地方の高齢者のラストワンマイルに適するかどうかは個人的には?です。我ながらフラフラで少し危なっかしいです。
今は余りにも台数が少なく悪目立ちしますので、早く普及して欲しいと願っていますが…アメリカもそうですが、ヨーロッパも電動キックボードがたくさんあり"ちょっとそこまで"の移動がたやすくなります。
そのデータが自治体と組んで活用されていたというのは、他の自治体にもいい事例になりますね。この記事に出てくるラクーナ・テクノロジーズのように、間に入るスタートアップなどの企業が出てくるのも、データの活用を有効にしていけるいい方法だと思います。
いまドイツに来ていて、Mobilityのオープンイノベーションの発表会に参加していますが、実施されたPoC(Proof of Concept)の発表も様々なタイプのものがありましたで。そこから次のPoCにつなげるヒントを積極的に得ようとする姿があちこちにみられました。
もっと色々な事例がこのように世に出てきて、次の新しい何かへの挑戦に繋がることを期待したいです。