「左翼/右翼」の意味をはじめて知った学生と考える「政治意識」のこと
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注目のコメント
>多くの学生にとって、左派は「自分の国が嫌いで、政府に文句を言う過激派」といった認識であるようだ。だから、授業で冷静に説明を受けて、左派の否定的なイメージが揺らいで驚く若者も少なくはない。
日本の場合だいたい合ってるやん
歴史的経緯や本来の意味を知る事は大事だけれど、それでは説明できない現実を知る事も大事。左翼・右翼が生まれたのは、フランス革命時に国民議会で王党派・中間派(フイヤン派)・急進派(ジャコバン派)の対立があり、その座席からだったのだという。
「保守派は歴史的に継承されてきた伝統や秩序を保守し、自分たちの民族が培ってきた歴史への敬意を大切にする。これに対して、革新派は人間の理性に基づいて行動し、理不尽な支配や抑圧など、政治や経済の仕組みは人間の手で作り変えることができると考える」
右や左の線引きは時代によって変化するし、バックグラウンドや立場によっても異なるのだろう。筆者が述べるように、左翼・右翼という言葉の意味に立ち戻って、まずは社会的な感覚を身に着けることが重要だと思う。王様気分の世界観。確かに。。
<「私ひとりが投票しても、社会運動をしても、政治は変わらない」との意見もある。授業では、こうしたシニシズムに対して明確に回答しておく。それは「王様気分の世界観」ではないか。自分が王様になった気分で政治を語り、自分なりに一国が動かなければ気が済まない誇大妄想的な意識だ。
一方で、社会全体が急に変わるならば、それはそれで恐ろしい状況だろう。圧倒的な権力がなければ、急激な変革は難しいからだ。多方で、社会は私たちひとりひとりの生活に即して、毎日、少しずつ変わり続けている。>
民主主義社会とはそういうものなのだと理解できているか、それが重要なのだ。
自分が「王様」か「平民」かどちらかだみたいな二元論的な考え方の人が意外と多いとは感じる。
政治や仕事に関しては平民で、消費者としては王様みたいな。