マスターカード、中国の銀行カード決済事業参入へ-人民銀が認可
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米銀大手のJPモルガン・チェースは去年12月、中国証券監督管理委員会から合弁による証券会社の設立認可を受けたと発表した。証券子会社を中国に設けるのは米銀では初めて。国民所得の向上で成長が見込める中国市場を開拓するのが目的としている。そして今日、米マスターカードが中国でカード決済事業の認可を受けた。
現在、米中覇権戦争最中なのにも拘らず、米国大手金融業界の企業が敵国中国市場に参入するというのは一体何を意味するのであろうか?
米中覇権戦争は恐らく十年単位で継続するであろう戦いになる。米国が本気で中国を叩き潰す意思があるのなら、政界、財界が一体となって戦うべきだ。その観点から見ると、米国国内では未だ足並みが揃ってないことが示唆される。外銀への現法の許認可、証券免許、人民元の取り扱いに続いてリテールにも門戸開放の流れが続いていますね。
輸出主導の日本が金融の規制緩和を行ってきた流れにどこかにています。
これは中国のインバウンドの取り込みの観点から中国にもメリットがある事です。
許認可の取り消しリスクについては、関税の上げ下げとは違って決済業務を直撃してお互いの国で大混乱を招くのでリスクとしては低いと思います。
https://www.bk.mufg.jp/news/news2019/pdf/news0603.pdf