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クルーズ船内の感染拡大について、私なりにまとめました。私見も含まれますので、一つの考え方ということで、あくまで参考にとどめていただければと思います。

1、まず集団隔離というのは、隔離されたエリアの外を守るための策であり、隔離されたエリア内の感染拡大リスクはむしろ高めてしまう可能性が高いという前提があります。限られた空間での集団隔離を決行した時点で、リスクはある程度避けられないものであったと思います。

2、このリスクに応じるため、全乗員・乗客、特に食事を運ぶ業務を担当するクルーなどに対し、接触・飛沫感染予防策の指導が十分行き届けられるべきでしたが、「隔離」という意見ばかりが先行し、肝心の感染予防策の指導が行き届いていなかったのは間違いないでしょう。また、そもそも医療従事者レベルの接触感染予防策を求めることすら、酷であったとも思います。

3、厨房などで働くクルーは、東南アジアの発展途上国やインドの方が大多数を占めているようです。これらの方に、前提としてしっかりとした手指衛生の教育が行き届いていたかにも疑問が残ります。特に、このように感染のアウトブレイクが生じた特殊な状況への対応を望むのはあまりにも酷だったでしょう。

4、クルーは同じ空間内、共有スペースで隔離をされていることが報告されています。仮に乗客がある程度個別に隔離されていたとしても、クルー同士の感染拡大は容易に起きうる環境です。そしてそれらの方が「個室隔離」の乗客へも食事を運んできたのだと思いますから、接触感染による感染拡大のリスクはどうしても高まります。

5、空気感染、エアロゾル感染といった言葉を紐づけた意見が各所で見られますが、今回のケースでそれらの感染経路が関与した可能性は極めて低く、あくまで従来の接触・飛沫感染予防策の徹底の不十分さが招きうる事態と考えます。また、この状況の特殊性は、チャーター便(飛行機)の置かれた状況には外挿できず、大きく異なるものと考えます。

いずれにせよ、今回の経験は、必ず詳細に分析を行い、今後の教訓にすべきです。

引用文献(英文):
https://www.nytimes.com/2020/02/10/business/coronavirus-japan-cruise-ship.html?referringSource=articleShare
感染拡大については山田先生のコメントに譲り、別の視点から。

そもそも、このクルーズ船はたまたま横浜に寄港したタイミングで問題が発生したために、乗船者たちは日本に帰国するわけではないにもかかわらず、日本が対応している中で、
日本の医療関係者や検疫官が危険を冒して対応したり、
日本の病院が患者さんの受け入れをしていて、

相当な国際的貢献をしていると思う。

新しい感染症に対して誰も正解は持ちえないし、
日本だけでの問題ではないから、対応についても国際的に協議しつつ、
現時点でのベストと思われる対応をしている、ということを、
日本政府もメディアも自負してよいと思う。

現場で奮闘してらっしゃる方々のためにも。
外部への感染拡大を防ぐための隔離を最優先にしているのを忘れてはいけない。クルーズ船内という特殊な事情、揚げ足を取る気になればいくらでもとれる。酷な環境の中、クルーは本当によくやっていると思います。国も所有国籍や運営国籍が違う中、よくやっていると思います。
昨日、ワイドショーを見る機会がありましたが、本当に好き勝手言っていて、どうなのかと思う。船内の乗客に直接電話を繋いでましたが、とにかく司会者が生活環境が酷いというバイアスがかかって話をしていて、どうかと思いました。
もう少し、酷な環境で最善を尽くしている人たちに感謝することもすべきだと思いました。
下船させるべきと簡単に言ってましたが、3000人以上の隔離施設をどうするか?まで言及をほとんどしておらず完全に無責任。
もう一度、何のために隔離しているか考えるべき。
重症者には最大限のケアをする、後々きちんと検証して、次はなるべく感染が拡がらないようなマニュアルをつくる。
メディアが、やるべきは揚げ足をとって無責任なコメントをすることではないはずです。
山田ドクターが分析されていますが、その通りですね。
今回の措置は、感染を日本国内に拡げないためであり、船内での感染はむしろ高まりますよね。
何より、精神的なダメージが大きく、免疫力も低下しているでしょう。
検閲官の方は気の毒です。過労もあったことでしょう。
きちんと治療を受けて治癒されることを祈ります。

昨日ニュースで、船内の方と電話での会話を公開していましたが、その方はかなり冷静に、香港で降りた人が新型肺炎であると分かった後も、普通にブッフェで食事を提供されていた…直ぐに対策が取れなかったのか?とお話しされていました。

武漢市でも、1月に春節を前に盛大な宴会が開かれて、それが感染拡大に繋がっている…という分析がありました。

ダイヤモンドプリンセス号の運営会社が、初期にリスク判断をミスしたことは否定出来ないと思います。

今、寄港地がなく漂流しているクルーズ船は最終的にどうするのか気になります。
同じくクルーズ船の「ウエステルダム」号は台湾、日本、そして昨日はタイからも入港を拒否されています。

『日本など入港拒否のクルーズ船 タイでも入港認められず』
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200211/k10012281321000.html

船内に数週間にわたって閉じ込められている状況下、まして感染するかもしれないという恐怖を常に持ったままでは、ウィルスにやられるまえに精神がまいってしまいそうです。港周辺で隔離待機できるような仮設のスペースを作ることはできないのかなと思うのは素人意見でしょうか。

それと、特定の国や地域を「衛生観念が低い人たち」であるかのような先入観で疑問を呈するコメントには、私も非常に残念な気持ちです。
もはやこうなると、倫理的な問題なのでは?
1億人の健康のために3000人を隔離してリスクを取らせる。
これは1番簡単でシンプルな方法だけど、もっと良い対策は無いのかな?

すぐには具体策出せないけど、今回のウイルスの影響で空室が目立っている宿泊施設を利用するとか、色々出来ると思う。
感染している方がどんどん増えているは心配です。クルーズ船から出られないでいる人の気持ちを考えると、いたたまれない気持ちになります。
しかし、クルーズ船が日本と考えたら恐ろしいです。島国、日本に新型コロナウイルスを入れて、蔓延されたらクルーズ船と同じ状況になります。
なんとか水際で防ぐ手立ても講じなければいけません。
日本の対策は後手後手、というより、何もしていないのに近いので心配です。
何とも言えない不安感が広がってきた。

個人的に気になるのは、閉じられた船内とはいえ一人の乗客からここまで広がるということは、感染源と言われる香港人の方が、横浜で乗船する前に立ち寄った多くの場所で感染した人もいるのではないかと考えてしまいます

2%といわれる致死率はMERS(34%)、SARS(10%)に較べると低いとはいえ、一般的なインフルエンザ(0.1%)の20倍。特に高齢者の方は命の危険を感じるはだろう。

乗客を降ろす、降ろさないについてはどちらの判断をしてもマスコミから批判されるだろう。加藤厚労大臣は大きな責任を負うことになった。
私は、全員の方の検査をするまで下船は我慢いただくしかないと思います。それを前提に皆さんに何をしてあげるべきかを考えるしかないでしょう。
ついに検疫官にも感染が確認された。厳重な体制で臨んでいるものの感染してしまったことは非常に残念。
50数か国の乗客が乗っているので世界でも注目を集めていますので迅速な対応が必要だと思うのですがまだまだ時間がかかりそうですね。

因みに香港ではクルーズ船乗客1800人を1日で検査した上で下船させたとの報道もあり、日本ではなぜこれだけ時間がかかるのか理解に苦しみます。韓国は1日の検査キャパが3500人ですし、日本でも数日あれば全員検査可能ではないのでしょうか。

せめて非感染者だけでも早く下船させたいものです。