暗号資産関連の犯罪、昨年の損失は45億ドル超 前年比160%急増
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日本以外では、アメリカが追随しているくらいで、暗号資産を扱う事業者の法制化がなされていません。
当然、セキュリティ対策も疎かになる傾向があります。
このような状況であれば犯罪が増えるのは致し方ありません。暗号だろうが資産だし、価値があるところには攻撃がある。イギリスが南アフリカ経由でインド航路を押さえられたのも、結局はそのルートにある港を武力でおさえて船を海賊から守ったから。
暗号資産の犯罪が多いっていうのはいかに体制によって法定通貨っていうものが守られているかの裏返しだと思う。仕事柄まさに各国の規制なんかが関わってくるけど、お金の移動、保管っていうのはそういう規制があって初めて当たり前に行えるんだなと実感する。
一方でマネロンに関してはシステマチックな規制では追いかけきれないので統計的に特徴量だしてリスクベースで対処するしかない、っていう意味で行くと、法定通貨だろうが色々苦難の未来が見える。法規以外のリスクに関しては一緒のところが多いので、暗号、法定に関わらずテック×行動経済学的な知見が必要だなと。
暗号通貨で面白いなと思うのは通貨自体がプログラマブルなのでリスクへの対処を通貨に組み込めること。個人的にはゼロ知識証明の応用がもっと発達してほしいし、暗号通貨全体黎明期だとしても遠い未来は明るいと思う。