[ウィーン 11日 ロイター] - 米国のブルイエット・エネルギー長官は11日、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」による協調減産拡大を懸念していないと語った。

OPECプラスは先週、協調減産規模を暫定的に日量60万バレル拡大することを提案。ロシアは参画するか決定するために時間が必要とし、明確な立場は示していない。次回会合は3月。 

ブルイエット長官は記者団に対し「米政府は懸念していない」とし、「OPECは最適と判断する決定を下すだろう。しかし、原油相場への影響力は過去30─50年前とは根本的に異なる」と述べた。