企業業績への影響はもちろんですが、株価への影響も大きかった。
各企業の事業そのものが傷ついたわけではなく、一時的なものという判断で、買い戻す動きも出ています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200209/k10012278571000.html

これまでは地政学的なリスクで中国依存は危険でしたが、
これからは疫病のリスクもあるということです。

必ずしも中国だけで起こるわけではありませんが、原油の中東依存も含めて特定の国に依存すること自体が危険です。

この記事の中では謳われていませんが、日本の食品業界への影響は大きいです。
あまり知られていないかもしれませんが、日本の食品輸入のうち、12%は中国からであり、中でも日本の野菜の輸入の半分は中国からです。

これらは、主に、加工食品や飲食店で使われているため、長期化すれば、日本の食品業界へ影響します。

多岐にわたる業界にウィルスの影響が出ています。気候変動による生態系のバランス崩壊が、経済におおきな打撃を与えるという事態になり、ようやく気候変動に対応しなければという企業の意識が高まっています。

ウィルスの根絶を春風に期待したい。

何より武漢は歴史的にも地政学的にも流通の要所
だからこそ周辺に日本の工場、ものづくりメーカーが生産拠点を構えていますが、、、この経済的な影響は間違いなく日本にもやってきます。消費税増税の効果もあって、経済的な落ち込みが心配ですね

こうして見ると、多岐にわたり影響がありますね。インバウンドの多くを中国に依存している観光産業も滞在・宿泊が少なくなるという点では打撃が大きいです。日本の不評被害対策に力を入れないと打撃はさらに大きくなると思います。

各社とも、猛烈な打撃を受けていますね。
これは世界各社とも中国に依存している、とも裏返しで取れます。
記事には記載されていなさそうですが、日本国内企業も大きなダメージを受けていますよね…

一時的に深刻な影響が、業界をつなぐ動きや、人々の将来に対する感覚にまで影響しなければよい、と思います。このウイルスでの感染がどのように収束するのかによるのだとは思いますが。

百貨店もかなり影響を受けているようですが、日本人のお客様も沢山いるわけで、今こそ本当の力が問われますね。

これだけの損失を生んだ、初動対応のまずさ…武漢市と湖北省の地方政府に損害賠償を請求する動きがあっても不思議ではないですね。

疾病の拡大はある意味、人為的なものではありませんが、初動対応のまずさは、完全に人為的なものですから。

※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません