新着Pick
47Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
これまで太陽に突っ込んでいく探査機はあったが、7年間かけてデータを集めるという試みは初めて。太陽のことについて知らないことは多い。
いいね、成果が楽しみ。

一点、記事中に事実関係の間違いが。
> 太陽の北極や南極を初めて観測し
初の太陽極観測は、1990打ち上げのユリシーズでした。

太陽の極は地球からは見えないので、宇宙探査機で調べる必要があるのです。

トレビア。ユリシーズの軌道が面白い。目的地は太陽なのに最初は逆向きの木星に向かいました。で木星の重力で軌道を90度ぐいと曲げて、太陽の極を通る軌道に入れました。

なぜかというと、軌道面の変更、つまり軌道傾斜角の変更は燃料を非常に食うのです。だから地球から直接打ち上げられない。一般的に、中心天体から離れて軌道面変更を行うほうが小さなデルタVで済みます。かつ、木星の重量を利用できる。なんとも賢い軌道。

ちなみにこちらのソーラーオービターは、金星を何度もフライバイして徐々に軌道傾斜角を上げていくアプローチのようです。木星を使う軌道に比べ、こちらのほうが軌道周期が短いので太陽の接近を高頻度でこなせるというメリットがあります。

このように、軌道設計はミッション設計に非常に重要な役割を持つのです。
これは楽しみです。

温度500℃の地点、水星と太陽の間に入って、極点や地場や太陽風を7年間、観測します。
新しい発見が期待できます。

ふと思いましたが、最近、宇宙の話題が極端に多くなっている気がします。それだけ、宇宙開発が注目されているのでしょう。
珍しく?名前がまんまだなぁ

それはそうと、ソーラー・オービターの熱防御の技術は気になるところ、かなり高温ですからね。成果もそうですが、開発に使われた技術も興味深いです
温暖化の真相、スノーボールアース、色々手掛かりになるんだろう。