5Gスマホ向け、0.25mmの薄型ベーパーチャンバー
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高温側で液体を蒸発させることで蒸発熱を奪い、低音側に凝縮させて奪った熱を放出する。これの繰り返し。
普通、液体は片面にだけ保持する。大きいやつだと重力で下側にだけ液体がたまるようにする。液体接地側を加熱すると蒸発凝縮によって反対側に熱が輸送されるが、反対側が加熱されても熱輸送は生じない。つまり伝熱に方向性があるので、熱ダイオードとも呼ばれる。
わからんが薄いやつの場合は、化学的な親水疎水処理、あるいは構造的に凹凸つけるとかして表面張力に差をつけ、どちらかの面に凝縮しやすいようにしてるんじゃないかな。
ダイオードだから原理的に冷却能力を底上げするものではないけど、ICとか耐熱温度低いやつをコレで守っとけば、周囲の熱で死んだりはしない。断熱材と違うのは、ICが発熱したときは、ちゃんと熱を逃してくれるとこ。微細加工の賜物ですね。