入社1年目に知りたかった、キャリアを“相対化”する視点——NewsPicks 野村高文・リクルート 塩見直輔
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コメント
注目のコメント
しかし、仕事の楽しさとは裏腹に、出版業界は急速にシュリンク。“前年比90%”といった状態が当たり前になり、「このままでは、キャリアが頭打ちになるのではないか」という不安を抱えるようになりました。「ビジネスをより深く知る必要がある。コンテンツをつくれるだけでは、生き残れない」と思ったのです。
そこで「ビジネスの理解が深まるのはコンサルだろう」と考え、転職活動を行いました。最終的にボストン・コンサルティング・グループ(BCG)に内定をいただきましたが、そのほかは面接に進む以前で落ちています。今振り返れば、自分でも「あまりに短絡的な考え方だったな」と思います。
塩見
日本のビジネスの古臭くなってしまった部分をITの力で変えていくことに興味があります。僕はたまたまリクルートという会社にいて、営業と紙編集の企業がIT企業へと変化していく様を当事者として見てきました。
もともと「すぐ辞めよう」と思っていた会社ですが、ここで得た知見をもう少し広い範囲に還元することで、これまでとは一つ桁の違う挑戦をしていければいいなと思っています。
それが、黎明期から日本のインターネットビジネスにかかわってきた世代としては、一番世の中に貢献できて楽しい仕事かなと思っています。
野村
「社会にとって大切なことを、分かりやすく伝える」ことが私の使命です。
日本は世界的に見て、プレゼンスが低下する一方です。ただ、その事実に気づいていない人がたくさんいます。
国民全員が日本のためにあくせく働く必要はないと思いますが、その現状を認識したことで豊かになれる人はたくさんいるはず。そうした知るべき事実を、社会全体に浸透させる仕事をしていきたいと考えています。