なぜ男子ではなく女子3人?『映像研』大童澄瞳の“かわいい”論
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後で書く!
今夜は6話放送!!
ちなみに前編はこちら
https://newspicks.com/news/4618551学生がひとりとご飯を食べるといじめられるからと便所飯をしていたとか、ぼっちと揶揄された時代は本の6-7年前までありました。そういうのを救ったのは、中川翔子さんの2014年のソロ充発言だったと思いますが、それによって多くの「ひとりでご飯食べたい」人達が、「ひとりでご飯食べたいって別に異常なことじゃないんだ」と安心したわけです。それが、今やソロ飯市場は無視できないレベルになり、実は日本だけではなく世界中にソロ飯ファンがいることもわかりました。
オタクな女子もたくさんいます。昔からの男性オタク像が強烈すぎて目立ちませんが、多分隠れオタク含めれば男と同数いるでしょう。僕は、この主人公が女子高生であるという意味がそういう隠れたオタク女子たちの救いになるのではないかと考えています。"そもそも「なんで男じゃないの」って疑問自体が、僕は全然悪くないと思うんです。
アニメやマンガのよくある文脈とずれているから「普通じゃない」と感じる気持ちはわかるんです、僕もそのカルチャーに触れてきた人間として。あの流れの中で「わかってない人」みたいに捉えられていて申し訳なかったですが……。
そこで「反射的にそう思っちゃうのって、ちょっと偏っていたな」と気づけば少し視野が広がるかもしれないし、世間のキャラクター造形に対する思い込みがやわらいでいくかもしれないし。でもそれは、あえて狙っているわけでもなんでもないですね。
なんにせよ、「人間」です、僕が描きたいのは。かわいい女の子を描きたい欲もあるので、「かわいい女の子という人間」を描いている……っていう感覚です。"