【3分解説】Spotify決算から読む、「サブスク」競争の勝ち方

2020/2/10
コンテンツ、メディア、法人向けのSaaS(Software as a Service)型サービスまで、ありとあらゆる分野で「サブスク(サブスクリプション)化」の波が来ている。
そのなかでも、サブスクサービスへの転換が進んでいる音楽配信市場では、アップル、アマゾン、アルファベット(グーグル)の音楽部門を差し置いて、スウェーデン発のSpotify(スポティファイ)が世界トップを走っている。
2月5日に発表されたSpotifyの2019年12月期決算では、会員数が前年から31%増加して2億7,000万人を突破したことが明らかになった。
経済ニュースを「数字」でつかみ、ビジネスパーソンの数字感覚を養う連載「The Numbers」。
今回は、先週までに出そろったSpotifyを中心に、巨大ネット企業の最新決算からからサブスク戦略を分析する。
INDEX
☑有料会員数は日本の人口並みに
☑売上24%増でも、赤字は続く
☑欧米では圧倒も、アジア進出に課題
☑時価総額で50倍の競合に勝てるか

有料会員数は日本の人口並みに