自殺率の高さに危機感、「孤独の解消」に乗り出す米医療保険会社
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アメリカの自殺率は確かに増えているのですが、自殺は経済問題と健康問題によるものが大半です。アメリカのような保険がなく、医療が高額で診察を受けられない現実が大きく影響しているんじゃないかと思います。孤独というのはまた別問題。じゃあ、なんで個人の孤独問題を大きく取り上げているイギリスの自殺がアメリカの半分なのか、説明がつかないじゃない。
自殺の要因は日本では心身の健康問題、生活苦や多重債務などの経済問題、家族の将来悲観や夫婦間不和などの家庭問題、仕事、男女トラブル、学校など続いてますが、原因不明も多く、そもそも自殺者の明確な理由は聴取しにくいもの。さらにどれか一つではなく、要因が複合的に絡み合うことが少なくありません。また、年代によってもその要因は多いでしょう。
そうした中で“孤独“というキーワードはいずれの理由であったとしても最終的に当事者を襲う絶望のトリガーです。誰かとつながり、共感し、支えられて「自分は一人ではない」と思えることには生きる意味と目的を与える力があります。
こうしたことを倫理観や使命感、正義感で支える福祉よりも、自殺者の増加が懸念事項である保険会社が取り組むというのは興味深く、ある面においては迅速な対応になるかもと思ったりします。大企業のCEOが何十億円の報酬を受け取る一方で、薬物依存と自殺が増えるアメリカ。
トランプも民主党候補も不満を抱える国民に訴えかけるという変な構造になっている。