「資本主義 次の進化促す」米ブラックロックCEO
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注目のコメント
資本主義パラダイムで誰よりも巨万の富を得てきたお前が言うな感はどうしても拭えないところはあるものの、時代の潮流は明確にここで語られている方向に行っている事はファクトですね。
ESG、SDGs、ソーシャルインパクト… いま経営・経済・政治の現場でこれらのキーワードが口に登らない日はない、どの国のどのイベントに参加しても猫も杓子もこれ系の話題ばかりという状況。
ではそれを一過性のブームで終わらせることなく、より具体的かつ永続的に推進するためには、何らかの定量的な指標、共通ルールのようなものが必要ではないのか、いやそれらはケース毎に異なるのだから不必要ではないのか、といったレベルのコンセンサスも未だない、いわば手探りの状況。
そこのコンセンサスが形成されなければ、利益や時価総額をひたすら求めていれば誰からも文句を言われないという単純欲望資本主義からのアップデートは簡単ではないと思う。ジックリ反芻したい内容です。
しかしながら、行間の知識が必要なため、文字面そのままを受け取ってはいけないと考えます。
例えば、応酬を中心にESG投資が盛り上がっているので、企業IRにおいても多くのページを割くというのは、物事の因果関係がちょっと違うと思います。
企業活動において、持続可能な社会に貢献している=社会に価値を産んでいるということであり、それは当たり前に必要なことです。
それは、単にストローをプラスチックを使わなくするという事だけを取り上げることではありません。
企業は何を目指し、何の価値を提供するのか、キチンと整理しなくてはいけないという方向性がより顕著になってきているのだと思います金融業界がESG投資などと言って、あまりに急に化石資源の上流投資を絞ってしまうと、5年後10年後の石油ガス開発に影響を及ぼしでしまうかも知れない。
需要側は自動車や石油精製設備などストックがあるので、急激な構造変化は起きえないが、フロー側が足りなくなれば供給不足が起きて逆張りが正解になるかも。
世界経済の成長率が停滞してイマイチ儲からない、つまらなくなってしまったので、色々と皆が否定しがたい啓蒙的なブームを作り変化を主導することで、世界をおもちゃにした新たな金儲けを画策している様にも思えてしまう。