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冒頭、楠木先生の「テクノロジーは次から次へと生まれてくる。それを利用して何か商売しようとすると、ユーザーがそもそも問題を感じてないところへ「問題解決」を押しつけることになる。そういう商売は筋が悪いと思いますね」というご指摘、本当にその通りだと思います。

毎年、年末になると「来年はどんなビジネスが来ると思いますか?」とトレンド予測の当てっこのような質問を決まってされますが、そうした問いに本質的に意味がないと感じるのは、何も目新しい技術や流行りに飛びつかずとも、目の前に確実に存在する課題に粛々と向き合っていけばいいじゃないかと思うからです。
わざわざ技術に合わせて、ありもしない「課題」を掘り起こしたり、でっちあげたりする必要はない。
手垢のついた古びれた技術であろうと、代わり映えのしないテーマであろうと、今そこにある課題を解決することこそが重要でしょう。

なにが悲しくて年度が変わる度に「新しいテーマ」を掲げなくてはいかんのかと思う次第。
「稼ぐ人のその中身」。今回は、「保育テック」スタートアップのユニファのCEOが登場します。

言うまでもなく、保育園では深刻な人手不足ですが、その理由の1つには赤ちゃんの睡眠中の突然死など、事故リスクがあります。

ユニファでは、そんな事故を防ぐIoTのデバイスを開発しており、すでに多くの保育園で採用されています。
少子化、家族、子育てに関する社会課題の解消を最新テクノロジーで解消するという好例だと思います。子育て中の人にも、是非読んで欲しい2回連載です。
ユニファ土岐社長に、以前番組でお話を伺いました。社会問題の根本にある「ペイン」と真っ向から向き合う社会起業家だと感じました。保育士さんは〝命の重み〟と向き合う仕事で、身体的な過重労働を防ぐだけでなく、心の負担の軽減も重要です。記事の中で紹介されているうつぶせ寝を監視するデバイスは、今後保育園だけでなく一般の方にも販売予定とのことでした。子育てする親御さんたちの負担軽減にもなるはずです。このように、大企業がまだアプローチしきれていない社会の「ペイン」により深くアプローチしていくスタートアップは今後ますます増えるのではないでしょうか。
保育の現場は課題だらけ。起業を考えていた2013年当時、保育園の連絡帳や都度の茶封筒によるオムツ代、延長保育代回収をオンライン回収するところから入り、様々な業務支援が出来ないかと考えていたが、とにかく意思決定権者への営業ハードルが高く、難易度が高いと思い、違うドメインを選んだ。前職で保育士が撮影した写真をネットで販売する事業も立ち上げたので、マネタイズポイントがまずそこからになっているのも理解出来る。人手不足の中でも安全に質の高い保育を提供するために、是非頑張っていただきたい。
アンパンマンの絵本をつくっている出版社、フレーベル館との提携の話、こういう提携はいいですね。
お互いにとって、いいことばかりに思えます。
着せるだけで使えるセンサーとか、エプロンにカメラを付けているだけで写真を撮ってディープラーニングでいい写真だけを選んでアップするとか、普段のオペレーションへの影響を限りなく小さくした上で利便性を提供するというのは、さすがだなーと思いました。記事でも何度か触れられている、データの商業化が更に大きく跳ねるキーでしょうか。

業界ではよく知られていた敏腕バンカーだった星さんの新たな活躍にも注目しています。
ユニファのやっている取り組み、むしろ今までこういった挑戦がなぜされて無かったのだろうというぐらい面白い事をやってる。

親は幼稚園での子供の事は常に心配していて、その不安のフラストレーションがどうしても保育士に向いてしまうことが多く、こういったベクトルの矛盾、安全を守る為の細かい業務の多さが保育士の退職の大きな原因となっているんだと思います。
こういった不安の払拭と業務改善を経験豊富なプロがやるという構図はレガシー産業を救う形としてはとっても良い関係ですしとっても意味のあるイノベーションだと思います。
保育の業界も学校と同じくIT化が進んでいません。人が介在する必要も価値もある仕事ですが、人がやらなくていい雑務にかなりの時間を割かれていて、結局子どもたち一人ひとりを見れていない現場をしばしば見てきました。

保育士の方々がもっと、やりたい仕事、子どもたちの仕事に集中できるようになるために、ユニファさんのような事業者は不可欠です。テクノロジーの力で保育の現場をアップデートしてほしいです。全ての人の幸せにつながると思います。
数年前に土岐社長に会って30分くらいで投資を決めました笑、それくらい経営者としてのバランス感と、この事業の筋のよさを感じました!
この連載について
成功する企業には「優れた戦略」がある。優れた戦略の条件は「そこに思わず人に話したくなるようなストーリーがあるかどうか」と説く楠木建教授。本連載では、「戦略ストーリーの達人」たる経営者との対話を通じて「稼ぐ力」の中身を解明する。