ソフトバンク、営業益予想を9000億円に上方修正 スマホ契約が堅調
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ソフトバンクKKの4-12月決算。通期見通しの上方修正を出しています。スマホ契約数の増加および法人ソリューション等の伸びなどにより、売上高・営業利益予想をそれぞれ従来計画比+200億円、営業利益+100億円上方修正しました。なお、ZHDとLINE経営統合に伴う法人税(税効果)195億円計上のため、純利益予想は据え置きとのことです。
プレゼンを眺めながら感じるのは、5Gで通信には美味しい時代が来るなということ。データ量がARPUを下支えし、かつデータをマネタイズする網が広告・EC・シェアリング・エンタメ・決済・金融など従来よりも広がることになります。また楽天の通信本格展開が遅れ気味であることから、こうした5G時代の構えという点で楽天の優位が薄れたかもと気になります。
さて、アマゾンあたりがMVNOをやりたいと言った時、誰が回線を提供しますでしょうか。これはソフトバンクグループの営業利益ではなく、ソフトバンクグループの子会社である、通信会社としてのソフトバンクの営業利益です。
通信会社ですので、やはり堅調です。
ソフトバンクグループは、ビジョンファンドの投資先における評価損もあり、前の四半期で7000億円の損失を出しています。通信会社が儲かるのは規制産業だからでしょう。もっと値下げができるはずなのに、総務省がポンコツで国民のために動こうともしない。
楽天にはこういう甘い業界に風穴を開けて欲しいと思います。