[東京 7日 ロイター] - ソフトバンクグループ<9984.T>は急伸し一時8%超上昇した。その後、やや上げ幅を縮小したものの、午前9時52分現在、日経平均株価を約64円押し上げる要因となっている。米ヘッジファンドのエリオット・マネジメントがソフトバンクGの株式を取得し、株価上昇に向けた方策を協議していると関係筋が明らかにした、との報道が引き続き材料視されている。

市場からは「エリオットとソフトバンクGで意見が一致しているのは、株価が割安で放置されていること。出資企業のエグジット戦略や新規出資に関し、意見交換しながらソフトバンクGの企業価値を高めていく可能性がある。投資効率を考えると、自社株買いも一つの方策として浮上するかもしれない」(株式アナリスト)との声が出ていた。