「Xboxの競合はGoogleとアマゾン」任天堂やソニーはもはや場違い、マイクロソフト幹部が語る
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そもそも5年から7年周期で据え置き型のハードをリプレイスすることで、市場を作ってきたメーカーの戦略が世の中のスピードに合わなくなって来ているということでしょう。
もちろん、ゲーム専用機ならではのアドバンテージはまだありますが、eスポーツだって据え置き型ではなくPCですからね。
据え置き型ゲーム機が生き残るとしたら、専用機ならではの機能や体験を盛り込む必要がある。
鍵になるのはセンシングやコントローラーでしょう。
私も某ゲーム会社でネット通販事業立ち上げたときに、ゲーセンのアーケードゲームから移植された家庭用のタイトル用に「アーケードスタイルコントローラー」と称してゲーセンサイズでオリジナル開発したら売れまくりました。ギャザリングの手法で受注生産スタイルとし、1台3万円もする音ゲー用の巨大なコントローラーが相次ぐ増産で何万台も。家庭用ゲームのコントローラーとしてはたぶんギネスもの。家庭用コントローラーに不満のユーザーの皆さんのユーザーエクスペリエンスを重視したらそうなった。ネット通販専売にしたので、小売店や小売店担当営業からは猛烈にバッシング受けましたが笑
東京ゲームショウで試遊台展示したら2時間半待ち。引きこもりのお子さんを持つお母さんが娘さんを連れてきて「娘が明るくなり、外に出るようになった」と感謝された。高度な画像処理能力が必要となるゲーム機。ハイスペックなCPUやGPUをゲーム機側に待つのではなくクラウド側に持つ。そして、処理結果のみを端末側に返してあげることで、スマホなどの(ゲーム機に比べて)非力な端末でも、ハイクオリティなゲームが楽しめるというもの。
これを実現するためには、膨大なコンピュータ、データセンターが必要で、それを持っているMicrosoftやGoogle、Amazonが競合であるという内容です。
(格闘ゲームなどは通信遅延があると致命的なので、エッジコンピューティングなどの技術も使われます。)
これまで、GoogleやAppleがOSというソフトウェアのプラットフォームを築き覇権を握ってきたが、今後はこの膨大な投資で構築したクラウドを持っている企業が競争優位な状況にあると思われます。5Gが来れば、今まで問題とされてきた遅延が大幅に改善されるので、ようやくクラウドゲームも実用に足るかも知れません。
次はサーバー群の底力が試される時でしょう。
NintendoやSonyにMicrosoftやGoogle、Amazonに対抗できるサーバー群を用意できるとは思いませんが、別にサーバーを自前で用意しなくともゲーム体験で独自性を確保する方法は幾らでもありますけどね。