トヨタ、純利益を上方修正 20年3月期予想
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純利益のみ上方修正には株価ぶったまげ。しかし新型肺炎の影響おりこんでの業績予想でないとの記者会見発言で株価上昇幅縮小へ。にしても愛知県の部品系は下方修正目立つのに、原価努力が凄すぎて二重で驚き
会見の詳報は下記リンクをご覧下さい。
https://mag-x.jp/2020/02/06/13319/
トヨタの利益水準は他の関連業種を圧倒しています。が、国内販売会社やサプライヤーがどこまでトヨタの要求についていけるのか、落ちこぼれ、脱落者は出てこないのか心配になります。
シェアやフリート、さらにピュア電気自動車の時代になって、トヨタの個性をどこに求めるのか、製品は白物家電化しないのか、先はなかなか読めません。トヨタが4-12月期の決算を発表。前回予想と比べて売上高を据え置くものの、営業利益、税前利益、当期純利益それぞれ引き上げてきました(為替前提も円安に修正しています)。市場のコンセンサスもこの引き上げを織り込んでいたようですが、それよりも強い数字です。
ただ、流石のトヨタも10-12月は今年度になって初めて四半期ベースで見て生産台数・販売台数が対前年同期比で減少しかつ対ドル・対ユーロなどで円高になり、(テクニカルな費用削減もありますが)合理化効果及ばす損益的にも減収営業減益になっています。さらに、1-3月期も減収営業減益想定となっています。
なお、中国の事業は連結期間が3ヶ月ずれており、現地1-3月の実績は、トヨタの4-6月期に反映されると思います。