民主アイオワ州党員集会 集計率97% ブティジェッジ氏首位保つ
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若さ、中央政界に染まっていないフレッシュさを持つ穏健派の候補がトップに立ちましたが、サンダース氏もほぼ同等の得票で、「どういう候補ならトランプ氏に勝てるか」では意見が二分した印象。
皮切りとなるアイオワ、ニューハンプシャーの候補者選びの比重が州の大きさの割に高く、特に知名度圧倒的に劣るブティジェッジ氏はここで有利な戦いをして知名度上げないと後がないので、集中的にこの2州に資源を投下してきたはずです。まずはそれが奏功したといえますが、息切れせずに3月のスーパーチューズデーを迎えられるかどうかがカギかと。ざっくり共和党支持者4割、民主党支持者3割、無党派層3割と考えた時、サンダース氏のようなゴリゴリの左派が民主党の代表になると、無党派層の多くが共和党のトランプ大統領に回る危険性があるので、民主党支持者としても何としても中道派の候補者に勝って欲しいのではないか、と勝手に推測しています。
来週はニューハンプシャー州の予備選です。同州でボストングローブなどが行った連続世論調査 (2/3~4)によると、サンダース氏のトップは変わらず、ブティジエッジ氏が前回より支持を伸ばしてバイデン氏と並んでいます。アイオワ州の党員集会で知名度を上げたブティジエッジ氏は今後、世代交代を武器に勢いを増していきそうで、長らく有利とみられていたバイデン氏が脱落するのかどうか。
https://www.bostonglobe.com/2020/02/05/nation/read-full-results-tuesdays-globewbzsuffolk-tracking-poll/
追記 エマーソン大学によるニューハンプシャー州の連続世論調査(2/3~5)では、サンダース氏31%、ブティジェッジ氏21%、バイデン氏とウォーレン氏がともに12%という順になっています。
https://emersonpolling.reportablenews.com/pr/new-hampshire-2020-tracking-poll-night-4-buttigieg-continues-to-gain-on-sanders
また、CBSボストンも同様の傾向です。
https://boston.cbslocal.com/2020/02/05/new-hampshire-primary-tracking-poll-bernie-sanders-pete-buttigieg-joe-biden/