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NISSHA、こんなことやるのか!

(以下記事本文抜粋)
NISSHAは耳鳴り緩和剤や虫歯予防剤「レノビーゴ」などを製造販売する、ゾンネボード製薬を19年11月に買収、医薬品事業に参入した。ゾンネボードは錠剤、液剤、(粉末状の)散剤といった、薬の種類によって最適な剤形にするための高い技術を持つ。同社のGMP(医薬品の製造・品質管理基準)に準拠した工場に、今後フィルム状製剤専用設備を導入する。

フィルム状製剤は水なしでのめるため、嚥下(えんげ)困難者や寝たきりの人でも服用可能で注目される。米国では約2000億円の市場があるという。

従来のフィルム状製剤の工法は、ベースの上に原薬などの材料を膜状に引き延ばすコーティング技術が使われている。しかし専用の装置が必要な上、歩留まりが悪くコスト高が課題で、新規参入にはハードルが高い。

NISSHAは5年前から医薬品向けの開発を開始。従来のフィルム状製剤の工法と全く違ったアプローチで、原薬の特性を損なわず、歩留まりを改善できる工法を開発した。この技術を日米の製剤拠点で活用する。

当面のターゲットは、ジェネリック(後発薬)の剤形変更。将来は先発医薬品の剤形変更なども視野に入れる。

NISSHAはスマートフォン向けタッチフィルムなどIT関連製品が主力だが、IT需要の波を被りやすく、非ITの新規事業育成に注力している。